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ジェフは5試合勝ち無しから、6試合振りの
勝利!やっと勝てました。今日も勝手に振り返ります!
2017J2リーグ第33節
フクダ電子アリーナ 9/16 18:00kickoff
ジェフユナイテッド千葉 2 ー 1
水戸ホーリーホック (前半 1 ー 0)
(後半 1 ー 1)
スタメン・選手交代
GK ルイス・オヘーダ
DF 乾 貴哉
DF
キム・ボムヨンDF 近藤 直也
DF 溝渕 雄志
MF 熊谷 アンドリュー(70分 → 多々良 敦斗)
MF 矢田 旭
MF 町田 也真人
FW 為田 大貴
FW ラリベイ(75分 → 指宿 洋史)
FW 清武 功暉(81分 → 大久保 裕樹)
ベンチメンバー
GK 佐藤 優也
DF 多々良 敦斗(70分 ← 熊谷 アンドリュー)
DF 大久保 裕樹(81分 ← 清武 功暉)
MF 高橋 壱晟
MF 林 一輝
FW 船山 貴之
FW 指宿 洋史(75分 ← ラリベイ)
得点
42分 矢田 旭①50分 為田 大貴①
警告/退場
26分 為田 大貴 警告①
スタメン・フォーメーション
スタッツ
シュート:22-10
GK:6-7
CK:11-6
直接FK:12-14
間接FK:1-3
オフサイド:1-3
PK:0-0
第33節時点
J2リーグ 11位
勝ち点 47
得点 51
失点 49
得失点差 +2
完封試合 8
勝ち①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬
分け①②③④⑤⑥⑦⑧
負け①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫
今季得点
ラリベイ①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬
清武 功暉①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪船山 貴之①②③④町田 也真人①②③④指宿 洋史①②③高橋 壱晟①②山本 真希①②近藤 直也①②乾 貴哉①②アランダ①②
キム・ボムヨン①②
西野 貴治①大久保 裕樹①矢田 旭①為田 大貴①
今季警告(累積警告)/退場
佐藤 勇人 警告④(退場②)
若狭 大志 警告②(退場①)大久保 裕樹 警告②(退場①)熊谷 アンドリュー警告⑧(③)乾 貴哉 警告⑤(累積①)清武 功暉 警告⑤(累積①)町田 也真人 警告④(累積①)ラリベイ 警告④(累積①)
近藤 直也 警告④(次節累積)
多々良 敦斗 警告③佐藤 優也 警告③船山 貴之 警告②アランダ 警告②羽生 直剛 警告①
イ・ジュヨン 警告①
西野 貴治 警告①
ホルヘ・サリーナス 警告①
キム・ボムヨン 警告①岡野 洵 警告①高橋 壱晟 警告①為田 大貴 警告①
6試合振りの
勝利です!しかもこの試合の2ゴールは。夏に移籍加入した矢田と為田の“ジェフ初ゴール”です!
ここ最近、最下位群馬に負けたり。“ホーム”
フクアリの無敗記録が止まってしまったり。なかなか厳しい試合が続きましたが。ようやく勝つ事が出来ました!
もちろん完璧な試合ではなかったです。もっとゴールを決められた場面があった反面。水戸に救われた場面もありました。
冷静な目で評価する必要はありますが。勝った試合くらい、純粋に喜んで楽しみたい。それが私の正直な気持ちです。
色々な意見や考え方があると思いますが。私にとっては。ジェフは残り9試合、最後まで上を目指して戦えると感じましたし。希望の持てる90分でした。
今日も勝手に振り返りますよ!
まずは今日もメンバーから。
エスナイデルさん、少しいじってきました。
スタメンの変更は。為田が左WGに入って、功暉が右WGに移動。船山はベンチへ。
近藤と熊谷は、出場停止からスタメン復帰。右SBが真希から溝渕に。
スタメンとベンチの18人で考えると。ベンチからは出場停止の勇人と。若狭・真希・比嘉の4人が外れ。出場停止明けの近藤・熊谷と、溝渕が復帰。先週“2種登録”が発表されたばかりのU18林一輝君がベンチ入り。
林君のいきなりのベンチ入りは驚きました。先日“U19日本代表”に選ばれ、すでにジェフで公式戦デビューしている古川大悟君もいますし。育成年代まで含め、ジェフは変わろうとしている印象です。
かつての
工藤浩平の様な、本物の才能が。下からどんどん上がってくる事を、強く期待しています。
今ジェフのスクールに通うお兄ちゃんが。いつかジェフのトップチームでプレーしてくれたら。勝手に妄想する親バカです!
今日はまず水戸の話から。
予想通り“4-4-2”の水戸。2トップがやたらと走り回って、ジェフのディフェンスラインにプレッシャー掛けてきました。
はっきりと言ってしまうと。水戸の2トップは、チームで“連動”してプレスにこない。単発でプレッシャー掛けてくる。そういう印象でしたが。水戸FW前田は、スピードと迫力があって。身体も強そうですし。試合序盤は、ちょっと苦労した印象でした。
水戸は後方できっちり守って。タテに速く2トップにボールを当ててくる。
お互いに前線からプレッシャーを掛けるチーム同士。お互いに、後方からのロングボールが多い展開。
水戸はそれを見越したのか。“
セカンドボール争い”を意識したのか。ディフェンスラインも高く。中盤を厚くしている印象でした。
“堅守速攻”タイプのfootballを目指していると思うのですが。ジェフ相手に引いて構えず、中盤でも細かくボールを動かしてきました。
ジェフとしては、やりやすい展開だったと思います。きっちり守って、というfootballを目指すのに。引いて構えず、ボールを持つとチーム全体で前に出てくる。2トップから厳しくプレッシャー掛けてきますが。中盤から後ろは、2トップにはあんまり連動していない。
セカンドボール争いの為に。ディフェンスラインを高めにし、中盤を厚くしてくる。その中盤で、細かくボールを動かしてくる。
ジェフには、正確なロングボールを蹴れるGKオヘーダとCB近藤・ボムヨンがいるし。多少ラフなボールでも、ほぼ確実に収める事が出来るCFラリベイがいるし。スペースがあって前を向いてボールを受ければ、無双出来る為田がいる。中盤を広範囲に走り回り、攻守にチームの“心臓”である也真人と矢田の2枚の
インサイドハーフもいる。
この試合も“4-3-3”だったジェフですが。両WGが少しポジションを下げ。無理して最前線からプレスにいかず。
プレスのポイントを若干下げ。中盤での
セカンドボール争いに備えながら。為田だけではなく、也真人や矢田も。水戸ディフェンスラインの裏のスペースを狙っていた。
最近“自分達のサッカー”という言葉が。悪い意味で、一人歩きしてしまっていると思います。
エスナイデルジェフを否定する方からは。“自分達のサッカー”って言うだけで、相手を見ていない。そういう意見を、常々よく見ますが。相手をきちんと見れているからこその。水戸戦のメンバーと戦い方だったと思います。
私は、
エスナイデルジェフは。相手をよく見て分析・対策していると思っています。その上で、“自分達のサッカー”で相手を圧倒する事を考えている。
もちろんまだまだチームが未熟な所がありますから。“分析・対策”した事がきっちり機能しない。“意図”があっても、それを実践出来ない。相手によって、自分達のやりたい事が出来ない。そういう試合があるのだと思っています。
例えば、サイドからボールを動かそうとするジェフに対して。水戸は、SBが高いポジションを維持して。そこを起点にボールを動かそうとしてきた。特に、元ジェフの佐藤祥のいる左サイドで(ジェフから見て右)。
サイドからボールを動かそうとするジェフに対して。逆にサイドで主導権を握り、ジェフを押し下げ攻撃を無効化しようとしてきた。
そこに、ディフェンス面ではまだまだ頼りないですが。スペースがあって、前を向いてボールを受ければ。ジェフの中だけではなく、J2の中でも“トップクラス”と言えるかもしれない為田を左WGに配置。右SBには、タテへのスピードや走力に長けた溝渕を配置。
為田はボールを受けると。躊躇無くサイドや中にドリブルで仕掛け。溝渕は、右WG功暉や
インサイドハーフの也真人を何度も追い越し。サイドでタテに仕掛けて。水戸のディフェンスラインの裏を突く、切り込み隊長の如くプレー。全体が高いポジションの水戸は、このジェフの攻撃に対して。完全に後追いというか、後手を踏んでいました。
水戸が、引いて構えてカウンターって戦い方だったら。違う選手を
エスナイデルさんは選んだと思います。
相手を分析・対策した上で、“自分達のfootball”で相手を圧倒する。それこそ
エスナイデルジェフの目指す“football”だと思っていますし。それが上手くハマった試合だったと思います。
それが上手く“ハマらない”試合。ここまで、多々ありました。それがJ2で現状“11位”という結果だと思います。
私は、その大きな要因は。“メンタルの弱さ”、これと思っています。
勝利・昇格を常に求められる精神的な重圧に負けてしまったり。相手の厳しいプレーやプレッシャーを受けて。ボールを失うのが怖い、負けたくないといった感情に押し潰されてしまったり。
水戸戦でも、相手2トップの厳しいプレッシャーにミスが出て。試合開始早々、CKを奪われてしまいました。今までのジェフだったら、あれで焦ってしまって。自分達のプレーが出来なかったかもしれない。
しかし水戸戦では、試合序盤こそ水戸の厳しいプレー・プレッシャーに苦労しましたが。徐々に自分達のやりたいプレーが出来た。
5試合勝てていない事とか。この試合に負ければ、いよいよ昇格が厳しくなってしまう事とか。そういった事が、チームに“強い危機感”を与えたのか。それとも、チームが一歩づつでも成長出来ているからか。ジェフは、厳しい状況に置かれながら。厳しいプレー・プレッシャーでジェフを圧倒してやろうと向かってくる水戸相手に。前半から決定的なチャンスをいくつか作れ。前半42分に、為田のクロスを矢田が決めて先制します。
ハーフタイムを挟んだ後半。先制され、より全体で前に出ようとする水戸相手に。50分、為田が中にドリブルで仕掛け追加点。
相手のプレッシャーに打ち勝ち、前半をリードして終えられた事で。ジェフとしては、苦労しながらも理想的な展開で試合を進められた。
もちろん課題はまだまだ散見されました。そもそも、確実にゴールを決めていれば。前半で決着を付けられる試合でもありました。
致命的なミスから、あっさり水戸の前田に1点返され。水戸の圧力に晒されたジェフですが。多々良を熊谷に代えアンカーに配置。終盤には功暉に代え大久保ピッチに。為田とラリベイに代わった指宿を2トップに配した“3-5-2”へ。
ピンチもありましたが。終盤はジェフが引く事で、水戸は前にまったくボールを展開出来ず。スコアはそのまま動かずジェフが
勝利。
試合の“締め方”には。更に大きな課題を感じました。
水戸は試合終盤になると。カウンターくらいしか攻め手が無かった。ジェフが追加点を狙う事自体は、私はいい事と思いますが。リスクに対する認識が、選手によって違っていたと思います。時計の針を進めて、無難に終えたい時間帯に。負うべきでないリスクのあるプレーを選択する。周りと合わないのは当然と思いますし。その辺の意思や意図の共有は。急ぎ改善するべき課題と感じます。つまらないミスで勝ち点落とせる状況ではありませんから。
まあ、まだまだ課題はありますが。ジェフはいい試合して勝てたと思います。
試合終盤に走れていたのは。ジェフの選手だったと思いますし。試合終了の瞬間、水戸の多くの選手が腰を落としたのに対して。多くのジェフの選手は、普通にしていました。
“メンタル面”の改善の歩みは遅いですが。“フィジカル面”の改善は、はっきりと見て分かるレベルに。
“技術”や“戦術”を伸ばせる指導者は多くいると思いますが。“メンタル”と“フィジカル”改善を合わせて出来る指導者は、そう多くないと考えています。
ここまでの
エスナイデルジェフの歩みは。結果だけ見れば、なかなか“満足”とは言いづらいかもしれません。私は、大いに評価していますし。来季以降まで含め、大いに期待しています!
まだまだ語りたい事があるのですが。今日はこの辺で終わりにします。
次節アウェー長崎戦は。試合自体には、
DAZNでリアルタイム参戦出来るのですが。週末家族でキャンプに行くので。プレビュー・観戦記どちらも、ブログ書く時間がありません。なので、お休みします。
長崎戦のブログお休みするので。より語っておきたい事があるのですが。今日も子供と全力で遊んで、心身共にそこまでの余裕がありません。
今夜は諦めて、ここで終わりにします。
まあ、勝った試合ですから。
しかも6試合振りの
勝利ですから。
素直に喜ぼうぜ!ジェフとfootball・
Jリーグを。もっともっと楽しみましょうよ!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
HP作りました。
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